名古屋競輪「第2回愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪(GⅢ)」は26日、第12Rで決勝戦が行われ、北井佑季(36=神奈川)が2コーナー捲り快勝。S級復帰2戦目で23年9月の向日町記念以来2回目のGⅢ優勝を飾った。2着は纐纈洸翔、3着は柿沢大貴。

元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんに祝福される北井
西田―木村―北井―永沢―纐纈―坂口―小畑―柿沢―志村で周回。後ろ攻めの小畑が北井にいったんフタをしてから赤板バックで先頭へ。最終ホーム過ぎ、纐纈との4番手争いの際に西田が落車。後方で脚をためていた北井はそれを避け、2コーナーで仕掛けるとグングン加速。逃げる小畑を最終コーナーで捲り切ると、後続に5車身以上の差をつけてのVゴール。23年9月の向日町記念以来2回目のGⅢ優勝を決めた。
ドーピング違反の斡旋停止から約1年。今年1月の平塚からA級選手として出直した。その後4月玉野で9連勝特進。前走取手でS級に返り咲き、今回は復帰後初のGⅢ。急な追加参戦でコンディショニングの難しさを口にしながらも、実直なまでにファン、レース、自分と向き合った。
「斡旋停止前と今では比べることができないけど、気持ちを前面に出した走りは今までと同じ。もっと長い距離を踏んで、ファンの皆さんが期待しているレースをして、真摯(しんし)に頑張っていきたい」
北井佑季の第二章は、まだ始まったばかりだ。(岡田 光広)
◇北井 佑季(きたい・ゆうき)1990年(平2)1月27日生まれ。神奈川県出身の36歳。Jリーガーから転身。2021年5月の静岡で119期としてデビュー。24年6月の高松宮記念でGⅠ初制覇。通算372走185勝32V。GⅢ優勝は2回目。師匠は高木隆弘(64期)。1㍍69、78㌔。血液型O。
◆次走…優勝した北井は5月1~3日の奈良FⅠ、2着の纐纈と3着の柿沢は5月11~13日の伊東FⅠ。


